納期を切るのは権利であり、義務ではない。

はじめに

やあ、みんな。

仕事のプロ、げんまんだ。

みんな、最近本読んでるか?

ある会社の調査では、社会人が1ヶ月に読む本の平均冊数は2.6冊、1ヶ月に本を1冊も読まない人はなんと4割近くになるらしい。

みんな、忙しいのかな。

それくらい、本読めてない!って数値だな。

実は俺もそうなんだ。

最近、何の本読んだ?

って聞かれたら、まともに答えられそうにない。

そんなわけで、昨日はブックオフに行って本を買ってきた。

やっぱり、本を読むっていいな。

なんか頭良くなった感じがするな。

これからは、少しずつ本を読む時間を作っていこうと思う。

では、今回の社内作法の紹介に行こうか。


本日の社内作法

今回の社内作法

今回の社内作法は、これだ。

納期を切るのは権利であり、義務ではない。

これが今回の社内作法なのだが、ピンとこない人も多いと思う。

なかなか伝えるのは難しいが、解説していこうと思う。


理由

①「権利」とみるか、「義務」とみるか、この意識の差は決定的である。5年10年と積み重なれば、働く社会人として、大人と子供ほどの違いが出る。

解説

納期、これはつまり、その時までに仕事を終わらせないといけない。

「〜しないといけない」、この言い方から納期は義務と見ている人が多いだろう。

確かに、文法的に見たら義務かもしれないな。

でも、今回はあくまで心構えとしての話だ。

心構えの問題として、納期を見た場合、「権利」とみるか、「義務とみるか」。

その場合の違いについて説明していこうと思う。

仕事ができる人は、納期は自分に与えられた「権利」だと考える。

「自分が獲得した仕事を、決められた日まで、世界中で自分だけが独占できる」と喜ぶ。

つまり、期限があることを心から喜ぶってことだ。

こんな人いるのって思うかもしれないな。

しかし、いた。

俺は、見た。

俺が新人時代を抜け出して、ようやく仕事を覚え始めた時の頃だったか、

めちゃくちゃ仕事ができるかっこいい先輩が居たんだよな。

なんで先輩は、あんな仕事できるんだろうってずっと思ってた。

だから、夜飯行かせてくださいって頼んで、聞いてみた。

そしたら、上のようなこと言ってたんだよな。

ちなみに、その先輩は、社畜でもなんでもない。

上の言い方は、すごい社畜っぽい言い方だが、先輩は全く違った。

遅くまで残業することはないし、週末は家族と遊んでるし。

なんであんなに要領よくテキパキとできるんだろう、そう思ってた。

でも、先輩の話を聞いて気づいたんだよな。

先輩は、納期を権利と思うことによって、モチベーションを上げて、仕事の生産性を高めていたんじゃないかと。

権利、まあゲームみたいなものだって先輩は言ってた気がするな。

与えられた時間内に仕事を終わらせるゲームみたいなもんだって。

そうすると、その時間内にどうやってその仕事を料理するか考えるのが楽しくなるんだと。

俺もその話を聞いて色々考えてみたんだけどな。

結局期限が定められていることを前提にしたことで、その期間内における自由を獲得したんじゃないかって思うんだ。

期限までに仕事はやらなくちゃいけないけど、逆にその期間は自由に使っていいんだって。

これってものすごい発想の転換だと思う。

なかなかできることじゃないよな。

普通なら、与えられた仕事をこなすことに精一杯になっちまう。

先輩も色々大変な時期とか悩む時期があったらしいんだけどな。

いろいろ試行錯誤した結果、先輩もあの境地にたどり着いたんだとさ。

あー、先輩すげーなー。

今、どうしてるんだろうな。

あの後、5年くらいいたけどどっかの会社移っちゃったもんな。

転職がうまくいったらしく、高待遇で給料もいいって言ってた。

ま、それは置いといて、とにかく、納期を「権利」とみるのは、生産性を上げる上で大事なことなんじゃないかと思うんだ。


逆に、昔の俺みたいなやつ、つまり仕事のできない人は、納期を自分に課せられた「義務」だと考えているんだと思う。

「取引先にいわれたから」「上司に指示されたから」などとマイナスに捉えてしまうんだな。

期限があることを負担に感じて、仕事をするのが嫌になってしまう。

そうすると、モチベーションは上がらないし、ミスも多くなる。

当然、出来も悪くなるよな。

そんな感じじゃ、相手にも喜んでもらえそうにない。

負の連鎖になってしまう。

確かに、義務なのかもしれないんだけどな。

でも、心の持ち方をどう設定するかって話なんだよな。

「義務」って考えて、うまくいくはずないよな。

生産性あがるはずないよな。

心の持ち方を考えることも、仕事をうまくやる上での工夫なんだと気付いた。

心の在り方なんて、目に見えないからそんなもの考えたって意味ないよ。

昔はそう思ってた。

しかし、違うんだよな。

心の持ちようで、決定的に変わるんだよな。

これで仕事をするのが楽になったんだ。

それだけでも、俺は良かったと思う。

欲を言えば、昔の自分をぶん殴って説教してやりたいけどな。

辛い辛いって文句を言う暇があったら、それを改善するために頭使えってな。

ほんと、考えないって怖いな。

自分が考えてないってこと、普通は考えないもんな。

誰かに気づかされることが多いと思う。

俺はあの先輩に出会えて本当に良かったと思う。

このブログが有名になって、先輩の目にも止まって、また会えたら嬉しいな。

でも、まさか俺がこのブログやってるって気がつかないかもしれないな。

昔はブログなんて考えられませんってくらい硬派だったからな。

まあ、今も十分硬派かもしれないけど。

今日の社内作法の解説はこんなところだ。

終わりに

冒頭部分で、本を読むことについて少し話した。

本を読んでも役に立たないよ。

そう思っている人も多いかもしれない。

でも、違うんだ。

役に立たないじゃなくて、役に立てようとしてないんだ。

覚えたこと、学んだことは使わないと意味がない。

そのアウトプットを、してないだけなんだ。

学ぶだけだったら、誰でもできるよ。

そこを超えて、その知識がどうやったら生かせるかを考え、それを実行していくことが大事なんだ。

本を読んで、黙って待っていれば、役に立つ方法が見えてくる。

そんな甘い話ではない。

黙って待ってたって何も起こらないのはみんな分かっていることだろう。

人生は行動なんだ。

そして、どう行動するかは自分で考えるんだ。

そこは他人に頼ってはいけない。

学んだことは、使う。

この意識だけで、結構人って変われると思う。

というより、それをやってる人とやってない人で相当差がつくんじゃないかと思ってる。

俺もそのためにブログ始めたようなもんだしな。

すごい今更感あるけど。

でも、気づいたところがスタートだ。

結局、意識の問題だからな。

気づいた時点から、いつでも始められる。

これってすごくいいことじゃないか。

気づいた時点では遅すぎる。

世の中、そんなことばっかだからな。

勉強は、唯一失った時間を取り戻せるもの。

そんな風に最近は思ってる。

だから、みんなも頑張ろうぜ。

お前が頑張れよって話だな。

みんな気づいてるのも知ってる。

ああ、俺も頑張るよ。

では、この辺で!


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