やあ、みんな。
仕事のプロ、げんまんだ。
爺さんは言っていた、お前は天下を取る男だと。
天下を取るとはどういうことなのか、俺は長年考え続けている。
しかし、考え続けているばかりではダメだ。
行動しないといけない。
そこで、考えてみた。
俺の得意なことは何かと。
会社に入ってからずっと、上を目指すことを考え続けていた。
会社に入って、出世し、成功する。
これが入社時の俺の目標だった。
そういう目標を持っていたからか、自然と会社内での人間の動きを見るようになった。
どういう人がうまく出世し、どういう人が失敗しているのかを。
そうやって見つけ出してきた小技の一つ一つが、この社内作法だ。
現代は、いったん会社に入ったら、定年までその会社で働き、上を目指す。
もう、そんな時代ではないかもしれない。
しかし、会社の中では依然として複雑な人間関係が存在する。
いい時もあれば、嫌な時もある。
対人関係で悩むことも当然あると思う。
そんな時、俺が見つけた社内作法が少しでも役に立ってくれればいいと思うんだ。
今後紹介していく社内作法には、ここまでやるのかとか、こんなのは必要ないと思うのもあるかもしれない。
社内作法をやるかやらないかは、是非みなさんで判断してほしい。
ただ、俺はこれからも社内作法を紹介し続けていこうと思う。
これを読んだ誰かが、社内作法によって救われるかもしれないのだから。
本日の社内作法
それでは、今回の社内作法の紹介に移っていこうと思う。
今回の社内作法は、これだ。
「納期は、仕事を受ける側が決める」
その言わんとするところを、解説していこうと思う。
理由
①その仕事は誰がやるのか、責任の所在を明確にするため
②納期を設定することによって、仕事への意欲が高まる。
解説
①その仕事は誰がやるのか、責任の所在を明確にするため
仕事を受けた側は、当然仕事を完了させなければならない。
そのために納期を決めることが大事だと話したのは、前回のブログの通りだ。
仕事をやる人間は、その仕事に責任を持たないといけない。
責任とは、納期までに仕事を終わらせることだ。
だから、責任の所在は曖昧にしてはいけない。
たとえ、相手から要請された期日であっても、一旦、その仕事を引き受けたら、引き受けた人自身が納期を決めたことにする。
このような意識を持つことによって、自分の身が引き締まり、仕事にもやる気がみなぎる。
②納期を設定することによって、仕事への意欲が高まる。
仕事は相手方のために行う。
それは当然だ。
しかし、それだけではない。
あなたが仕事をしている時間は、相手のための時間でもあるが、それ以上にあなたの人生の一部なのだ。
あなたの人生の時間なのだ。
善く生きようとしないのはもったいない。
いや、もったいないというより、その人にとってプラスにならない。
過ぎ去った時間は、2度と戻ってこない。
嫌な思いで仕事をしようと、やる気がみなぎった状態で仕事をしようと、過ぎ去った時間は2度と戻ってこないのだ。
だったら、やる気に満ち、心身ともに充実した状態で仕事を行う方が得ではないか。
自分の人生を生きたということになるのではないか。
相手からの指定期日を死守することはもちろんだ。
それと同時に、納期を自分で決めることは、自分で自分に鞭を打ち、仕事への意欲を高めるためにあるのだ。
どうせやるなら、一生懸命やろう。
自分の人生なんだから。
そんな思いで、仕事に取り組んでほしい。
人生は有限だ。
いつか、終わりを迎える。
その時、最後に残るものは何か。
もちろん、後世に遺すといった意味でも何かを残すことは考えられる。
しかし、最後の自分が死ぬ時、自分に残るものはあの時死ぬ思いで頑張ったという思い出ではないか。
人間、死ぬときはどのようになるのか、誰にもわからない。
しかし、俺は、死ぬ間際、自分の人生がフラッシュバックされるのではないかと思う。
そんなとき、イヤイヤ仕事をしていた自分がフラッシュバックされたら、あまりにも悲しい。
自分の人生を振り返るなら、楽しく充実した思い出で満たされていたい。
そのために、今日の仕事を頑張ろうと思う。
終わりに
社内作法、それは確かに出世と成功のためのものだ。
しかし、それ以上に人生を豊かにするものであってほしい。
今日の働く自分を鼓舞するものであってほしい。
辛いかもしれない。
ここまでやる必要はないのかもしれない。
しかし、これは自分の人生なんだ。
泣いても笑っても、今の自分しか過ごせないすごい貴重な時間なんだ。
だったら、精一杯生きたい。
俺は頑張った。
そんな風に胸を張れるようになりたい。
そのために俺は頑張る。
だから、みんなも一緒に頑張ろう。
ぜひ、今日の社内作法を実践してみてほしい。
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