やあ、みんな。
仕事のプロ、げんまんだ。
今回も、納期の話だ。
しかし、いつもとはちょっと違う。
今までは、自分たちが納期を守らないといけないという話だった。
今回、納期を守らなければいけないのは相手側だ。
相手側が納期を守りそうにない時、どうすればいいか、これについても仕事のプロであるならば、知っておかなければならない。
今回の社内作法
では、今回の社内作法の紹介に移ろうと思う。
今回の社内作法は、これだ。
仕入れ先に納期を守らせる
解説をしていくぞ!
理由
①時間にルーズでは、ビジネスは成立しない。時間 = コスト感覚がない相手には、強い姿勢で臨む必要がある。
②仕入れ先が納期を守らないのは、こちらをナメている証拠である。
解説
仕入れ先が納期を守りそうにない。
困ったものだ。
まあ、お得意様だから。
ちょっとくらい大目に見ようじゃないか。
そういって、ズルズル予定が伸びてしまう。
これはよくない。
我々がやっているのは、ビジネスだ。
そこに甘えは存在しない。
ビジネスは真剣勝負だ。
やると決めた以上、相手にもそれを守ってもらうのは当然だ。
もちろん、自分がちゃんとやっている。
その事実が大前提の話だが。
仕入れ先に納期を守らせるためには、気迫を前面に押し出すことだ。
「我々はこの仕事に賭けている」
「遊びでやっているわけではない」
と態度で示す必要がある。
場合によっては実際に、大声で怒ってしまうこともあるかもしれない。
奨励するわけではもちろんないが、仕事への熱意からそういう行動をとってしまう場合もあるだろう。
それが本気というものだ。
ただ、熱意があるからといって怒っていいものではない。
熱意があるからといって、納期を守らない相手に小言を言っていいというわけではない。
全ては、日頃からの行いで決まるのだ。
その日だけで物事が決まっているわけではない。
取引相手は、日頃から取引を継続しているから、そう呼ぶのである。
普段から、相手との関係を緊密にしていれば、当日や前日になって相手が納期を守りそうにない、ということを知るわけではないだろう。
日々の取引から、相手の活動を注視しておくことだ。
また、定期的に仕事を頼んだり、注文量をわずかずつでも増やしていくと、仕入れ先から「大切なお客さん」だと思ってもらえる。
そうなると、優先的に仕事をしてもらえる可能性も高まるだろう。
そういった地道な努力が、成果に直結するのだ。
無論、自分が仕入れ先の立場になった場合も、絶対に納期を遅らせてはいけない。
これは、常日頃から言っていることだ。
自分がだらしないと、正論も強く言えなくなってしまう。
自分がちゃんとやってこその相手の行動。
これは肝に命じておこう。
終わりに
今回も納期の話だが、相手側の話だった。
ビジネスでは、要求されることが多い。
自分に要求されることがものすごく多いから、自分のことで精一杯になってしまいがちだが、相手のことも気にかけないといけない。
自分のことで精一杯では、仕事のプロにはなれない。
道を究めるのもいいだろう。
しかし、周りが見えないようでは、
他人を気にすることができないようでは、
仕事のプロにたどり着くことはできない。
そんな独りよがりのやつになってはダメだ。
我々は、他者と生活している。
他者との関わりこそ、人間の本質だ。
自分のやりたいことだけをやって、自分だけが気持ちよくなっていてはならない。
そんな人間に、社会が手を差し伸べてくれることはない。
確かに、圧倒的に突き抜けたら、それを社会が賞賛し、一定の地位を手に入れることができるだろう。
でも、それだけでは足りない。
さらに上を目指すなら、人間性が問われる。
他者を置き去りにして、自分だけが高みを目指す。
それでは、トップになれない。
真のトップは皆、社会全体の幸せを追い求めてきた。
上に立つとは、そういうことなんだ。
自分は、そんなところを目指していないから関係ないよ。
そうかもしれない。
ただ、そういうところを目指している人間がいることも知っておこう。
そして、そういう人間の邪魔は決してしないことだ。
自分が求めないのは構わない。
ただ、目指している人間の邪魔をするのは絶対にやめること。
それは、いつか自分に返ってくる。
お互いに目指すところがある。
それでいいじゃないか。
助け合えるところは助け合い、余計なところでは手を出さないようにしよう。
それが社会で生きるということだ。
同じ会社の会社員。同じ年に会社に入社した同期。同じ部署の仲間。
そんなのはただの偶然に過ぎない。
たまたま、同年代に生まれただけだ。
全て、偶然なんだ。
この点に関しては、もっとサバサバしていいと思う。
同じ時代に生きている人間は、偶然同じ時代に生まれたに過ぎない。
同じ時代に生まれた人間だけと対話しなければいけない決まりなんてないんだ。
視野を広げれば、語り合うべき人間は他にもいる。
同じ時代に生まれた人とだけ生きようとする。
そうやって視野が狭くなっているから、余計な争いが生まれるんだ。
無駄な争いはやめよう。
歴史を見れば、人は謙虚になれる。
我々は同じ時代に生きている。
それは、紛れも無い偶然だ。
その偶然にもっと感謝しよう。
同じ時代に生まれ、直接話すことができる。
これは、すごいことだ。
そんなこと考えてたら、争う気も無くなるだろう。
会社に勤めていると、恨みの1つや2つもあるだろう。
恨みはなかなか消えるものじゃない。
どちらかが許さなければ、消えることはないんだ。
どちらの器が大きいか。
それで決まる。
どちらも同じ大きさなら、恨みは消えることがない。
このブログを読んでいる人は、器の大きい方であってほしい。
そのために、俺も一生懸命情報を発信している。
人は誰しも弱い。
ただ、弱いということをわかっている人間は強い。
人の弱さを認めることができる。
それが強さなんだ。
他人の弱さを許容できる、それは仕事のプロ以上に、人間のプロだ。
そんな人間になろう。
久々に長くなってしまった。
大事なことはついつい長くなってしまうな。
今回はこの辺で終わりにしよう。
みんながこれを読んで、何かを感じてくれたら嬉しい。
では、この辺で。
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