納期を定めない部下には、上司が1万円を与えて、遊びに行かせる。

はじめに

やあ、みんな。

仕事のプロ、げんまんだ。

今回も、社内作法を紹介していこうと思う。

最近は暑いな。

とにかく、暑い。

外を歩いているだけで汗が噴き出す。

できることなら、外に出たくない。

そんな日が続いている。

ただ、暑い日はよく体が動くんだよな。

俺も学生時代、部活やってたからよくわかる。

夏の方が、パフォーマンスは上がるんだ。

温度が上がった方が体の筋肉が緩むからな。

この緩むって感覚は非常に大事だ。

人間、大事な時には固くなっちまう。

わかるか、固くなるんだ。

頭だってそうだろ?

頭は固くなるんだ。

あの人は頭が固い。

なんて言い方がある。

これに対して、鋭い発想をする人や頭の回転が早い人は、頭が柔らかいなんて言われたりする。

固いと柔らかい、こんなところにも出てくる言葉なんだ。

こういう言葉からもわかる通り、固いよりも柔らかい方がいい表現で使われているんだ。

面白いよな。

柔らかいと固い。

これらがどういうところで使われているかというのを考えてみると面白い。

そして、柔らかい時がいいこともあれば、固い時がいいこともある。

固いっていうのは定型的なんだ。

いつやっても同じことができる。

再現性が高いのは固い方だな。

これに対して、柔らかい方は再現性はない。

常に形を変える。

だからクリエイティブな発想ができるんだな。

固い、柔らかい。これらのどっちがいいかという問題ではない。

両者を使い分けられるかが大事なんだ。

どちらかに方向性を絞ってはいけない。

それだと、1つの方向に対して自分の行き先を固めてしまっていることになるだろ?

固めちゃだめなんだ。

大事なところは柔らかくしないと。

どんな行動をしている時でも、力が入っていないかな、固くなっていないかなということは気をつけた方がいい。

柔らかくなるだけで効率が上がる。

そんなことは結構あるもんだ。

今回の社内作法

では、社内作法に移ろう。

今回の社内作法は、これだ。

納期を定めない部下には、上司が1万円を与えて、遊びに行かせる

どういうことかわからない人もいるだろう。

今回のもちょっと難しい。

ゆっくり解説していくからな。

理由

①「時は金なり」という意識のない人がいると、部署の士気は低下する。周囲の人たちまで仕事に対する緊張感が失せてしまう。だから、上司は身銭を切り、厄介払いをするつもりで、部下を放り出すと良い。

②たとえ、部下の1~2時間の時給を無駄にし、その上1万円を支払っても、まだ安くつく。気のない部下に気のない仕事をされると、ユーザーや関係者に迷惑をかける。自社が被る損害は、この程度の金額ではすまない。

解説

納期は大事だという話は何度もしてきた。

納期を設定することが、その人のモチベーションを上げることになるというのも、この前言ったばかりだ。

それにもかかわらず、納期を守らないやつも当然いる。

そういう人間には、「時は金なり」という感覚がない。

意識が低いんだな。

これは周りにも伝播してしまう。

そうすると、チーム全体の士気が下がってくる。

上司として、それは避けたい。

そこで、部下に小遣いを与えて、「パチンコでも映画でも、好きなところへ行ってこい!」と部下に言うわけだ。

「ここにいても、遊んでいるのと同じではないか」「仕事をしない人間が、会社にいては邪魔だ」というメッセージを相手に対してほのめかすわけだな。

部下が喜んで出かけたようなら、当人の身柄をすぐに人事部に返そう。

他の人をチームに加えた方がよっぽど生産的だ。

そんな人間に構っているヒマはない。

そんな殺生な、なんて意見もあるかもしれない。

しかし、ビジネスである以上、やはり効率は大事だ。

数あるリソースの中から、適切な要素を選び、配分する。

これは、上に立つ者にとって大事なポイントなんだ。

上司たる者、常にチーム全体の利益を考えて行動しなければならない。

時には厳しくなることも必要である。

逆に、「すみませんでした!」と部下が誤っている場合にはどうか。

頭を下げれば済むと思っている人間ならば、問題外だ。

厳しく注意して、反省文を書かせる。

これくらいしてもいいのではないか。

心から、「自分が悪かった」「失敗した」と感じ入っている部下には、「これから気をつけるように」と声をかけて、その後の仕事ぶりを見守ろう。

要するに、部下がここまでしてきて初めてチャンスを与えるわけだな。

それくらいの覚悟が上司にも必要だ。

甘やかすばかりでは、結果が出ない。

俺も昔は甘かった。

甘かったというより、怖かったんだな。

厳しくしたら、会社の中でどんな噂が広がるかわからない。

逆に、俺の方が悪者にされてしまうんじゃないかと。

自分が可愛いわけだな。

しかし、仕事のプロたる者、そんな心構えではいけない。

俺は気を引き締め直した。

やるときはやらなければいけないんだ。

彼らの成長と思って、できる限りの事をしよう。

俺だって完璧じゃない。

間違うところだってある。

だからこそ、自分の感じたことはできる限り表現して、それが本当にいいのか見極める必要がある。

やってみて、間違えたら修正すればいいんだ。

とにかく、できることをやる。

まあ、失敗したら部下の人生が大変になるから、神経質にならないといけない部分はあるけどな。

上司になると、責任が伴う。

その責任は、しっかり果たさなければいけない。

というより、自分の甘さを断ち切るということが、一番大事かな。

言わなければならない時がある。

そのことを知った。

辛いけどな。

部下が納期をしっかり守ることを祈ろう。

終わりに

今回はちょっと厳しい内容だった。

上司に遊びに行くように言われてしまったら、基本的に愛想が尽かされているということだ。

そんなことにはならないようにしような。

基本的には、その人の能力を買って会社は人を雇うわけだ。

だから、普段通りのことをしていればそんな心配はない。

今日行ったことはよっぽどのことがない限り、怒らない。

俺はそう信じてる。

では、今日はここまで!

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